渡邉 航平

略歴

2021年3月小倉高等学校普通科 卒業
2021年4月熊本大学工学部 情報電気工学科 入学
2025年3月熊本大学工学部 情報電気工学科 卒業
2025年4月熊本大学大学院 自然科学教育部 電気電子工学専攻 入学
2026年4月ソーイ株式会社インターン

熊本大学大学院 自然科学教育部 電気電子工学専攻に在籍している渡邉航平です。
大学では電気工学を専攻しており、現在は電気を用いたオゾン生成について研究しています。研究室では、実験や論文の読解を中心に取り組んでいます。
電気工学に興味を持ったきっかけは、地球温暖化への関心と、社会インフラを支える仕事への憧れです。高校卒業後に電気工事のアルバイトを経験し、社会を支える現場の仕事を間近で見たことで、電気に関わる仕事に魅力を感じるようになりました。

インターンに参加した理由を教えてください。

今回のインターンでは、実際の開発現場でチーム開発を経験し、ITの仕事がどのように価値提供につながっているのかを学びたいと思い、参加を決めました。

もともとは電気系の仕事に興味がありましたが、大学4年次に研究室へ配属されたことをきっかけに、IT分野にも関心を持つようになりました。電気技術は社会インフラを支える重要な分野です。一方で、研究成果や新しい技術が実際に社会へ出ていくまでには、長い時間がかかることもあります。研究に取り組む中で、自分が関わったものをより早く世の中に届けられる仕事にも挑戦したいと考えるようになりました。

現在の仕事内容を教えてください。

最初に取り組んだのは、オンライン医療相談アプリのユーザーテストです。患者側と医師側の両方の視点で操作し、実際の利用場面を想定しながら、使いにくい点や改善できそうな点を洗い出しました。その後、お問い合わせフォーム機能のメールアドレスバリデーション実装に取り組みました。入力されたメールアドレスをもとに、次の画面へ進めるかどうかを判定する処理です。長く複雑なコードを読む必要があり、最初は苦戦しましたが、少しずつ処理の流れを理解しながら実装を進めました。

また、ユーザーマニュアルの更新にも携わりました。加えて、タスク管理ツールであるBacklogと、コード管理に使うGitHubの通知連携を検証し、手順書の作成も行いました。BacklogとGitHubの連携では、コードの変更やレビュー依頼を行った際に、Backlogの課題へ通知が正しく届くかを確認し、今後利用するメンバー向けに使い方を整理しました。その他、WordPressを使ったWebサイト修正を担当しました。CMS(専門知識がなくてもWebサイトを更新できる仕組み)を実務で扱うのは初めてだったため、最初は操作に戸惑うこともありましたが、周囲に質問しながら進めることで少しずつ理解を深めることができました。

成長を感じたことを教えてください。

インターンを通じて一番成長を感じたことは、コードを読む力が身についたことです。
最初は長いコードを見ても、どこから読めばよいのか、どの処理が何につながっているのかを理解するのに時間がかかりました。しかし、実際のタスクを通して処理の流れを追い、分からない部分を質問しながら進めるうちに、少しずつコードの役割や全体像をつかめるようになりました。
また、GitHubへの理解が深まったことも自分にとって大きかったです。GitHubは実務で初めて本格的に使うツールでしたが、仕組みや便利さを理解することで、最初に感じていた不安や難しさが薄れていきました。
Progateで学んだJavaやHTMLなどの基礎知識も、実装内容を理解するうえで役立ちました。実装内容を理解するには、表面的な修正だけでなく、基礎知識を身につけることが重要だと改めて感じました。

インターンを始める前に比べて、技術に対する恐怖心がなくなり、初めて使うツールや未知のタスクにも前向きに取り組めるようになったと感じています。

貢献できたこと、力を発揮できたことを教えてください。

文言修正や小さな実装タスクを一つずつ完了していくことで、少しずつチームに貢献できたと感じています。最初の3週間ほどは、IT実務の経験不足から、コードを読むことやツールを使うことに時間がかかり、自分がチームの役に立てているのか不安に感じることもありました。大きな機能開発だけでなく、細かな修正や確認作業も、他のメンバーの負担を減らす大切な仕事であると学びました。

また、自分の強みとして、分からないことを積極的に質問できたことがあります。特定の人だけに頼るのではなく、複数のメンバーに質問することで、さまざまな視点から知識を得ることができました。
一方で、今後は質問の質をさらに高めたいとも感じています。前提を整理すること、自分で確認した内容を伝えること、どこで困っているのかを具体的に説明することなど、より相手に伝わりやすい質問の仕方を身につけていきたいです。

今後の目標を教えてください。

今回のインターンを通して、自分に足りないものが明確になりました。
コード読解力、ITの基礎知識、実務で使うツールへの理解、質問の仕方など、実際の開発現場に入ったからこそ、今後学ぶべきことが具体的に見えてきました。短期的には、社会人として働き始めるまでに、基礎から応用までのスキルを底上げしていきたいと考えています。その一つとして、基本情報技術者試験の取得に向けた学習にも取り組む予定です。
長期的には、ITコンサルや上流工程に関わるエンジニアを目指しています。単にシステムを作るだけでなく、顧客の課題を理解し、要件定義や提案を通して価値を提供できる人材になりたいと考えています。ユーザー目線で不便を見つけ、改善策を考えられるエンジニアになること。そして、自分が関わった仕事を通して、社会により早く価値を届けることが今後の目標です。